研究開発

研究成果

2020年4月よりスタートした「富岳」成果創出加速プログラムでは、「富岳」を用いて、これまで開発したアプリケーションを利活用した研究開発を行い、成果を創出することとされており、各分野における世界最先端の成果が創出されることが期待されています。 私たちは、重点課題1「生体分子システムの機能制御による革新的創薬基盤の構築」でターゲットアプリケーションGENESISのCo-designによって、「京」に比べて125倍の実効性能向上に成功しており、「富岳」×GENESISにより世界トップクラスの分子動力学計算が可能です。「プレシジョンメディスンを加速する創薬ビッグデータ統合システムの推進」の課題解決に向けて、GENESISと創薬ビッグデータ統合システムを用いて患者由来の遺伝子多型・変異がタンパク質の構造やダイナミクスに与える影響を明らかにし、得られた分子レベルでの病態解明・薬剤反応性・薬剤設計に関する知見を臨床現場、創薬現場に提供することで、プレシジョンメディスンの加速を目指します。

主な研究開発の成果実績
■学会等における口頭・ポスター発表(国際会議)
■学会等における口頭・ポスター発表(国内学会)
■学会誌・雑誌等における論文掲載
■研究会等
■一般向け講演会
■新聞/TV/WEB配信/広報誌/雑誌/等のメディア
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「富岳」による新型コロナウイルスの治療薬候補同定 (課題代表者;理化学研究所/京都大学 奥野 恭史)
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プレスリリース
2021.10.14
世界初!微小管がメカノセンサーであることを実証 ~微小管の構造変化がモータータンパク質のダイナミクスを変調させることを解明~ 
2021.09.28
生体膜カルシウムイオン輸送の分子機構を解明 -ATPによるタンパク質の輸送機構に新しい知見- 
2021.07.09
混雑した細胞内で薬はどう効くのか -生体内環境を考慮した酵素と阻害剤の結合シミュレーション- 
2021.06.22
新型コロナウイルス治療薬開発に繋がる感染阻害分子機構の解明へ- 
2021.02.05
タンパク質の柔らかさを予測するAI -巨大かつ複雑な生体高分子の機能メカニズム解明に期待- 

研究成果の普及
「富岳」による最先端の科学的成果創出や成果の社会実装を強力に推進することを目指し、研究開発による成果を学会におけるシンポジウムの開催や発表・展示・セミナー活動等を通じて情報発信しています。研究成果の普及の詳細はこちら




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